アラフィフにして惑う

~趣味のことやら日々のことやら~

まだ横槍が入る

 長らく塩漬けになっていた父の実家跡地、やっと買い手がついたと思いましたが、今度は全く想像しなかったところから横槍が入りました。

 なんと、市の教育委員会です。本当に想定外です。

 話としては、うちの土地が「埋蔵文化財包蔵地」に指定されていて、建築とか解体とかの開発行為には届出が必要で、開発行為に制限がかかるというのです。

 土地が処分出来なくなったらどうしてくれるんだ…。

 

 連絡は金曜日、不動産屋からありました。

「お宅の土地なぁ、市役所から連絡がきたんだが、埋蔵文化財法蔵地に指定されてまってて、発掘調査で工事が止まってまうかもしれん。そんなことではこの土地売れなくなるから、あんたからも市役所に言うてくれんか」と。

 そんな話全く聞いてなかったし、市のホームページにも何の情報もありません。最初から分かってれば対応も違ったのですが。

 ここの家と土地、手をつけると毎度色々難題が降り注いできます。

 

 仕方がないので、市の教育委員会にうちの状況を伝えました。

 公務員は決まり通りに動くしかないんで言っても仕方ないのですが、ついでに「こんな土地要らないから市で引き取ってくれ、何ならタダで差し上げる」くらいのことは言いました。

 色々調べてもらった結果、買主さんが建築計画を提出する必要はあるらしいのですが「注意して建ててくださいね」か「工事に市の職員が立ち会います」のいずれかになりそう、発掘調査の可能性は低いということでした。

 

 どちらにしても、そんな土地なら厄介だから他所を探すと言われれば当方としては諦めるしかないですし、そうなると処分は難しくなります。

 本当に要らない、そして直ちに縁を切りたい土地なのですが、思うに任せません。

 縁を切る方向に動こうとするたびに邪魔が入ったり悪いことが起きたり。祟りなのかもしれませんね。

 でも、父の実家に関わる人たちが、ひどく無責任で酷い行いをしていたことを今回の後始末で知ってしまったので、「お前らに俺を祟る資格などない」としか思えません。

 世間的には冷たいとしか思われないんでしょうけど…。