以前から乗りたかった岳南電車の始発駅、吉原に到着しました。
とりあえずはホームから模様眺め。どの列車が止まっているかを確認します。
suicaで乗り換え口を出られるか、ちょっと迷ってJRの出口からいったん外に出て、岳南電車の駅へ向かいます。
途中、東海道線の線路をくぐる狭いアンダーパスにはこんな標識が立っていました。
ここ、夜通るのは嫌な感じでしたが、今時、婦女子って言い方めったにしませんよね。
いつの看板だろうか。
そして、岳南電車の窓口で一日乗車券を買ってホームに向かいます。
ホームの両側に電車が止まっていますが、動くのは片側だけのようでして、9000系が出発を待っていました。隣の7000系にも乗ってみたかったのですが、動く気配はありませんでした。
電車は吉原駅を出発すると大きく右へカーブして、工場の横を抜けて行きます。
途中、工場地帯独特の匂いがしたり、市街地へ出たと思えばまた工場の中を抜けたり、車窓の変化がたくさんあって飽きません。
そして時々川が見えますが、水がとてもきれいです。
楽しんでいるうちに終点、岳南江尾に到着します。あっという間です。
途中で列車交換があって別の列車も走っているのが分かったので、乗ってきた列車を見送って駅周辺を眺めてみます。
新幹線の線路が近くを走っていますが、新幹線と岳南電車の写真は撮り損ねました(狙っているんだろうなという感じの方はいました)。
新幹線のスピードが速くてタイミングが取りにくいのと、新幹線は防音壁のある高架を走っているので、スマホの貧弱なカメラではいい絵が撮りにくい感じでした。
あきらめて構内でのんびりします。
掲示板が出ていて、近くにも見どころがあるのが分かりました。時間があまりないので巡ってくるのは難しかったですが、折りたたみ自転車があれば楽しめそうです。
次は近くをポタリングしてみようかなと思いました。
しばらく待つと折り返しの電車が来たので乗り込みます。今度は8000系です。
外観は悪くないですが、乗ってみるとシートがかなり色あせてくたびれて見えます。井の頭線を走っていたころに色々思い出がある車両だけに残念。
せっかくなので本吉原駅で途中下車。何の気なしに降りた駅でしたがなかなかよかったです。
一駅歩いて吉原本町へ。ローカル私鉄の駅らしい、味のある感じです。
列車を待つ間、ホームのベンチでぼーっとしていましたが、地元の方と駅員さんの会話なんかも聞こえてきていい感じでした。
このあとは列車に乗ってこの日の宿がある富士駅まで戻りました。