昨日、義父の手術がありましたが、無事に、そしてあっさり終わりました。
術後も異常なしのようで、病院からの連絡もありませんでした。そこで、「大丈夫だろう、今日は早めに出て寄り道して帰ろう」と思ったのですが、その旨告げたら義母が不安そうな顔を浮かべたので、午後イチで義父に面会してから帰ることにしました。
で、病院からの帰り道で、人生初の体験をいたしました。
混んでいるバスで、席を譲られました。「どうぞ」と。
相手は中学生の男の子でした。
年長者としてバスの席を譲られるのは初めてでして、「大丈夫ですよ」と思わず返してしまいましたが、もう一度「どうぞ」と譲られました。「ああ、ここはこの子の親切心を大事にすべきかなあ」と思いまして、「ありがとう」と席に座りました。
嫌な気分はしなかったのですが、「私、まだギリギリ50前なんだけどなあ・・・」とはちらっと思いました。そして、席を譲られて怒っちゃうお爺さん、気持ちは分らんでもないかも、と新たな気付きをいただきました(私は怒らないけど)。
それはともかくですが、まっすぐな中学生の親切心、ゆがまずにそのまま育つといいなあ、と温かい気分になりました。