私の大好きな元プロ野球選手がお亡くなりになったと今日知りました。
広島カープと近鉄バファローズで活躍された清川栄治さんです。引退後はいくつかの球団でコーチをされていました。最後は西武ライオンズにいらっしゃいました。
今、ショックを受けています。親戚が亡くなるより余程ショックかも（うちは親戚と距離があるもんで。そして例えが微妙ですが…）。
こんな機会もそうないので、ちょっと思いを語ります。
小学生の頃からファンでした。今時の言葉で言えば「推し」なのでしょうか（ちょっと違うかもしれませんが）。
左サイドスローの独特なフォームからの投球。出てくるのは、試合の「ここ」という場面。そして、その強打者が打てそうになくて出される右の代打でも抑えちゃう。
特に広島時代は、エース級のピッチャーに代わって出てきて、左の強打者を相手にきっちり抑えていました。小学校の頃、テレビで見たのはそんな姿でした。
近鉄に移った後は、チームが弱くなってしまった時代で、ワンポイント以外の起用も結構ありましたが、きっちり抑えてました。
いつも、ピンチを、困った場面をどうにかしてしまう。
そんな姿がたまりませんでした。
大学生の頃、東京ドームの近鉄ー日ハム戦を見に行って登板されたときは胸熱でした。あの時もきっちり抑えていらっしゃった（バッターは忘れましたが）。
決して恵まれた体格ではありませんでしたが、自分の生きる場所、生き方をきちんと見つけて、「困ったときの」という存在になっていらっしゃいました。
私もそんな風になりたかった。（私はそれを叶えかけたころ、諸事情で高望みできない心身になってしまいました）。
ちなみに、このブログのID：sidearm47 は清川さんから勝手にいただきました。サイドスロー(sidearm pitch)で背番号47というわけです（いつかすでに書いているかも…）。
話がそれましたが、ご冥福をお祈りしたいと思います。
そして、当分、地味にショックな気分が残るんだろうなあ…。
