北関東道に「唐桶山(からおけやま)トンネル」というのがあって、そこを通るたびに気になっていた小さな山に登ってきたお話です。
そもそもこの唐桶山の存在を知ったのは、もう15年近く前でしょうか。北関東道を水戸から筑西方面に向かって走ると毎度通るトンネルなのですが、あまりにも名前が特徴的でずっと気になっていました。
私、自転車で峠は越えても、山登りは誘われなければやらなかったのですが、ここはぜひ登ってみたいと。標高も大したことないですし。
峠の近くには適当なデポ地がないので、車はちょっと離れた運動公園に停め、BD-1を使って、高速のトンネル真横の登り口へ。
地形図アプリによれば、道はひたすら直登。実際には踏み跡があるような無いような感じで、アプリを信じてひたすら上るのみ。気候がいいのと、さすがに誰も来ないので、気持ちのいい(けど心臓バクバク)の道のりです。残念なのは、高速道路が直下にあるので、車の音が若干うるさい程度。
で、30分くらい(だったかな?)登ると、そこが山頂でした。誰もいませんが、ビールのケースを椅子にしておいてあり、山名の木札もあるので、地元の人に愛されているのでしょう。椅子をありがたく借りて、お湯を沸かしてコーヒーを飲み、結構急な坂道を下ってデポ地に戻りました。
結構お気軽に登れるので、ご興味のある方、いかがでしょう。山頂からの眺めはありませんが、誰も来ない道が楽しめますよ。