アラフィフにして惑う

~趣味のことやら日々のことやら~

道坂峠(茨城県大子町)へ行く(2015.12.23)

 今日は趣向を変えて、あまり人の行かないところに自転車で行った話です。

 以前、七内峠という、茨城の非常に地味な峠に行ってきたことをご紹介しました。

sidearm47.hatenablog.com

 今回は、七内峠とは違う形で引き返した「道坂峠」(どうざかとうげ・茨城県大子町)に再チャレンジしたことのご紹介です。ずいぶん前ですが、自分の記録程度に残したいと思います。

 前回なぜ引き返したか。それはカブで後ろから来た警官に職務質問され、追い返されたからです。なぜか?

 理由は想像の域を出ませんが、おそらく以下の2点でしょう。

 ①登り切った先(太郎山の山頂)に航空管制施設があるから

 ②自転車でのパスハンティングなど、田舎の警察官には理解できない趣味だから(理解できないことをしている=不審者?納得いかないっす・・・)

 ともあれ、前回と同じ登り口からでは同じことになりかねないので、あえて登山道っぽい反対の登り口から再チャレンジしました。

 自宅から車で水郡線上小川駅へ向かい、車を置いてスタートしました。国道118号線を南下し、上小川駅の近くで国道をそれ、タバッコ峠へ向かう県道へ。途中、番所の集落で峠への道に入ります。

 塩沢という沢沿いに道が続きます。最初の1kmくらいはコンクリ舗装の道。そのあと、塩沢を横に登る道と太郎山へ向かう道が分かれます。塩沢を登っていくと、コケやら草、小さな沢などが道にあり、9割くらいは押して進みます。

当時の道の状態です

 

当時の山の様子です。程よく手が入っています

 そして地形図上ではあと1km弱というところで、道が消えます。地形図アプリを見ながら、止む無く自転車を担いで急斜面を直登すると、ブルドーザーが引っ掻いたような場所が現れ、やっと一息つきます(せいぜい数分程度だったと思いますが、写真を撮る余裕もない位きつかったです)。そしてあとは、アプリを見ながら、木の枝を避けつつ、数分、斜面をよじ登ります。すると、舗装路が見えてきて、峠に到着しました。

峠に到着(何もありません・・・)

 峠地点は舗装路の登りの途中で風情はありませんが、一杯のコーヒーとアンパン(非常食とお菓子を兼ねています)でくつろぎ、下りは北側へ下る舗装路を行きました。狭くて急な下りをシャーっと走り、水郡線の踏切を超えるまでの峠道でしたが、実にあっという間でした。ともあれ、6年越しの再チャレンジでクリアしました。やったー!という感じでした。

 昨年、七内峠もクリアしたので、あとは地形図に載っている茨城県内の峠だと、破線などで表記があるもの(=登山道)を残すのみとなりましたが、それは自転車を置いて登山で挑戦するか、止めておくか、気の向くままにしようと思っています。