大都市周辺に住むと、銭湯が家の近くに普通にあったりするんですよね。実家が田舎なもんで新鮮でした。
学生時代に住んでいたアパートの近くにも銭湯がありました。たまに行ってゆっくりお湯につかったりしましたねぇ。その間、コインランドリーの乾燥機を長めにかけて、伸びてしまったTシャツや靴下のゴムを熱で縮めて蘇らせたりもしました。
どんだけケチだったんだ…。
だって、バイトとかしたくなかったんだもの。「貴重な時間を潰してまで、わざわざ人に怒られに行くなんて嫌だ。卒業したら嫌でも働かなきゃならないし、どうせそのときにたっぷり怒られるんだから」って考えてました。「自由かどうか、怒られないかどうか」が判断基準。今ならちょっと違う考え方をするとは思いますが、そのころはそう思っていました。
友達が遊びに来た時も、銭湯、たま～に行きましたね。そしてコーヒー牛乳を飲む。あれも楽しかった。そのあと家に帰って、僕がクレープを焼いて友達と食った記憶がよみがえります。大学生の野郎どもが夜中にクレープってのも何ですが、とにかく食いたかったのです。
大学4年になり、妹と住むことになって別の街に引越しましたが、そこにも銭湯はありました。そんなに頻繁ではないですが、たまに気分転換に行きました。
今でも、若かりし頃を懐かしんでわざわざ入りに行ったりします。数年に一度ですが。なんかいいんですよね。
先ほど調べたら、今でもあるようです。うれしいので、また行っちゃおうかな！
