前回の続きです。長々と再チャレンジまでの話をしましたが、実際に完成するまでを続きで書いていきます。
グリーンマックスの古い型のエコノミーキットも、丁寧に組めば意外とどうにかなるもので、中間車はまずまず。先頭車もお顔の部分以外はまずまずで組めました。
ここからがチャレンジ。どうにも似ていないお顔をどうにかするため、KATOの165系ジャンク品の塗装を溶かして(IPAを使用)、元のキットのパーツを見ながら先頭部だけ切り出します。
そして、瞬間接着剤を使って作りかけのキットに組み合わせるのですが、やってみたら微妙に幅が違う。なので、無理くり現物合わせでどうにかします(どうにかするための経験値が多少増えてます)。
で、合ったら次はパテ盛り。165系の屋根パーツの位置とエコノミーキットの屋根位置が微妙にずれるので、プラ板で合わせて形を作り、どうにか車体完成。ここまで、ちゃんと写真撮っておくんだった…。
下回りはこだわりがないので、キットの説明通りに作りました。動力はポポンデッタで仕入れた中古のGM動力。文鎮みたいなやつです。
そして塗装に移ります。
塗装は下手ですが、エアブラシを使って塗装します。と言っても、クレオスのシングルアクションの安いものと、Amazonで仕入れた充電式の安いコンプレッサの組み合わせです。それでも缶スプレーよりはよほどきれいに塗れます。
マスキングは、α-modelの「マスキングテープカット用プレート」を使いました。先ほどネットを見たら品切れ。たぶん再生産は・・・。買っといてよかった。
技量の関係で、所々塗り分けが雑なところがあったり、Hゴムやサッシの色差しがイマイチだったりするのが残念ですが、本人的にはそれでもまあ満足(当社比)というところです。
で、塗装が終わったらガラスパーツとライトをはめていきます。ライトユニットは床板と干渉しないように集電板をはずして(一応保存してあります)、歪みをごまかすために床板に薄いプラ板をはめたりして修正をかけてあります。
そして全体を組み立てて完成です。
完成品とは比べられない仕上がりですが、本人的には満足なので良しという感じです。
ひょっとすると、もう一つ二つ、思い出のものを作っていくかもしれません。