アラフィフにして惑う

~趣味のことやら日々のことやら~

七内峠へ(2021.11.6)

 茨城県常陸大宮市にある、人がほとんど登りにいかない峠に自転車で行ってきた話です。

 茨城の峠で、地形図に載っていて登山道でないところはほぼ制覇したのですが、この七内峠(なのうちとうげ)と大子の道坂峠(どうざかとうげ)だけは、途中で断念するしかなくなり、後日再チャレンジしました。きょうはそのうち七内峠に再チャレンジしてきたのをご紹介します。

 

 18年まえに一度、常陸大宮市の久隆からアプローチしたときは、途中で道が消えて薮になって、藪漕ぎにチャレンジして、これは無理だと断念しました。それから長い時が過ぎ、ネットで地形図を見たら、峠の反対側、上檜沢から峠に通じる林道がいつの間にかできていて、これならいけるかも、とチャレンジしてみることにしました。

 

 とりあえず自宅から輪行水郡線野上原駅へ。脚力と心肺機能の都合上、省エネのためにできるだけ目的地に近いところまで輪行しました。

 とりあえず、地形図には記載がない峠も交えながら進みます。まずは笠敷峠(「茨城県の地名」という本に記載がありました)。

 その先、県道29(321)号線へ出て、長沢峠(茨交バスの「長沢峠下」というバス停があります)で地味に疲れつつ、北へ、旧美和村上檜沢方面へ向かって進みます。途中、檜沢城という山城の案内がありました。

ダートの林道を走るので、ハンドルをフラットバー仕様にしています。

 そして、茨交バス「七の内」バス停のちょっと手前の分岐から峠への道へ入りました。途中、糖分補給のために座ってお菓子を食べていると、犬の散歩をさせているおばあさんと会ったので、多少の世間話をして先へ進み、気が付くと、道はダートになっておりました。

 ほど良く伐採され、手入れされた森の中の林道を走っていくと、最終的に林道が行き止まりに。スマホのアプリで見る限りでは、そこがちょうど七内峠のようです。

どうもここが七内峠のようです

 その昔は七内と久隆の間が続いていたようですが、当時の道は面影もありません。

 ここでお湯を沸かして、昼食とお菓子タイムにしました。

 帰りは来た道を戻ったのですが、野上原に停まる列車には微妙に間に合わず(駅への曲がり角で、列車が通り過ぎていくのが見えました)、常陸大宮まであと10㎞ほど余分に走って戻り、輪行して帰りました。

 最後10kmが地味に疲れましたが、楽しい一日になりました。