アラフィフにして惑う

~趣味のことやら日々のことやら~

あれはトーマス・マンだったのか

 先日、所用で千葉方面に出かけました。

 途中、我孫子で寄り道をしたのですが、曲がった交差点の標識に「久寺家(くじけ)」とありました。ここ、大学生の頃、友達二人と一緒に実家めがけて自転車で120kmの旅をしている途中に通った所でして、なんとも懐かしく思い出しました。

 そしてここにはもう一つ思い出が。中学の時、私は卓球部におりまして、うちの近くの体育館で行われた大会に参加したのですが、このあたりの中学校が来ていました(確か結構強かった)。そして、私の記憶が確かであれば、この学校の横断幕にはこの言葉が書かれていました。

 「一生懸命やったということは負けたときの美しい言いわけである」と。

 35年も経った今、ネットで調べたらトーマス・マンのことばだとわかりましたが、何も知らない田舎の中学生にはびっくりな言葉でした(ひょっとすると別の学校のものだったかもですが、この言葉が掛かれた横断幕を見たことはしっかり記憶しています)。

 なんとなく懐かしく、思わず地名の入ったバス停の写真を撮ってしまいました。

 と、多少それっぽくまとめてみましたが、その卓球大会の日、早々に試合に負けた私が見ていたのは、別の中学校のかわいい女子の試合でした。かなり強かったです。おかげで何試合か拝見しました(それ以外ほぼ何も見ていない・・・)。何やってんだ、という感じですが、「男子中学生あるある」ということにしておいていただければと。

 ただ、その子の横回転サーブ、しっかり目に焼き付けて自分でも放てるようになりました。自分の技術向上の役には立った、研究したんだ、ということにしておきます(苦笑)。