アラフィフにして惑う

~趣味のことやら日々のことやら~

父の実家の家じまい (その3 父同行で親戚回りや見積依頼)

 今日は毛色を変えて、実家の家じまいの続きです。

 父の実家の家じまい、前回、相続登記に進む足がかりができたところまで行きました。

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 案件を進めるにあたり、親戚と顔合わせをしに行きたいので、父から電話で親戚に連絡してほしいと頼みました。父は息が少々辛そうだし、一緒だと疲れるし。

 ところが、父も一緒に行くと言い出しました。そして、この旅行で、父の何たるかの一端を見せてもらいました。済ませてきたタスクと並行してご紹介します。

 まず、父が進むルートは、細部までルーティン化されているようでした。

 新幹線を降り、先を歩く父についていくと、いつものお店で昼食。食べるものも決まっています。そして、乗り換えの改札まで、通路のどの辺で左から右へ抜けるかなど、細部まで決まり事がある雰囲気でした。

 で、そんなこんなで実家に着きまして、済ませたタスクの話に戻ります。

 まずは、建物の現状確認をします。猫と親戚が出入りして空気の入替えがあるとはいえ、12年放置してるのでそれなりでした。雨漏りとカビは大丈夫でしたが、木製の雨戸や建具は虫が開けた穴が多数。雨戸は一度開けたら閉まらない。

虫があけた穴

 電気つけようとして、ブレーカー上げたら「ピー」って弱々しい音がして、怖くて落としました(あとで聞いたら、落として正解だったそうです)。 

 食品類は父と母が始末していたので、絶望的なことはなかったですが、全体的にどうしようもない感満載でした。仏壇の魂抜きを近くのお寺に頼んでいたので、そこだけはきちんと掃除しました。

 その合間を縫って、親戚への挨拶と墓参り。親戚がきれいにしてくれていて、ありがたく思いました。

 並行して、遺品整理と家の解体の見積もりをもらうために、2日間の間にどうにか3社突っ込んで見積もりを頼み、2日間の現地滞在の最後に、仏壇の魂抜きを近くのお寺さんにやってもらいました。

 そして話は再び、父の何たるかに移行します。

 この間、近くの宿に泊まりましたが、夕食の量が多すぎる、と宿の方にドスを利かせて文句を言い(申し訳ない・・・)、寝相も独特。ベッドサイドの明かりをつけ、わざわざ明かりを向いて寝る。そして、寝落ちした後、眉間にしわを寄せて腕で尻をペチ、ペチと叩く。

 寝相については笑いをこらえるのに必死でした。あの血を継いでいると思いたくないのですが、継いでるんですよね・・・。

 帰りも、新幹線であと2駅というところでトイレに行って、下りたら帰りの高速バスに乗るところまで一直線。全部計算しつくした無駄のないルート設定。いやあ強烈、と思いました。

 長くなりました。続きはそのうち。