今日は雨で思うようなことができなかったので、気になったネタを書こうかと思います。
セルフケアのために市販薬、特に漢方薬をよく使う私ですが、先日、「そう来るか⁈」とうなった薬がありました。その名も「メンタフ」です。
何だ?と思って成分を見てみたら、メンタル参り気味なときに使える桂枝加竜骨牡蠣湯という漢方だったのですが、なんか広告の最初の謳い文句が…。
中身はあえて書きませんが、ドラッグストアで見てたら、「下心?」ってな誤解を招きそうなことが書いてございます。漢方コーナーがのぞきにくくなるじゃないですか(誰も気にしてないでしょうけど)。
今まで何冊かの本でこの薬のことを読みましたが、体質虚弱な人の不眠とか不安とかに効くと書いてあるのしか記憶してませんでした。ターゲット層を絞った売り文句、勝負をかけてきたなあとうなりました。
ついでなので、漢方がらみで違和感を覚えた薬をひとつ。
「カゼに、効くー」とCMで流れている風邪薬で、葛根湯と総合感冒薬を組み合わせているものです。
葛根湯は風邪の初期、寒気がし始めた位の時に飲んで、体温を上げて免疫を高めるような効き方をする薬です。それに対して、総合感冒薬には逆に熱を下げる薬(アセトアミノフェン)が入っています。
ということは、葛根湯(体温を上げる)とアセトアミノフェン(体温を下げる)で作用を打ち消しあうだけなのではないのかなあ?と素人ながらいつも思ってます。
ただ、思い返せば、熱が上がって病院に行ったら同じような処方箋をもらったことがありまして、効く人には効くのかもしれませんね。
素人ながらちょっとマニアックな話題でした。