アラフィフにして惑う

~趣味のことやら日々のことやら~

本物の言葉は重みが違う

 今日は娘の習い事のオプションで、プロのダンサーの方が子どもたちを指導してくれる時間がありました。

 親もレッスンを見学できる時間があったので、「だるい、もう少し昼寝したい」という気持ちと疲労感を振り切って見に行ってきました。

 どんなことをやるのかなぁと思っていましたら、「人間は一度に三つのことはできない」と始まりました。

 それだけなら、そうだなぁ、で終わるんですが、続きが実に練られていました。

 複雑なダンスの動きを分解して、まず一つ自動的にできるようにする。そのあと、次の動きを重ねてできるようにして、更に次の動きと積み重ねていく。

 そして、複雑なことができるようになる、と。

 話しだけでなく、それを感じさせるように、実際に動作を分解して、一つづつ焦点を当てて指導していました。

 言葉の重みが違いました。言葉と行動がきちんとリンクしている。

 プロは凄いよというのを何となく感じてくればいいかな、と思って送り出しましたが、もう一段上でした。

 もちろん娘も大満足でして、行かせた甲斐がありました。

 そして、やはりホンモノはカッコいい。

 追いつける背中ではないですが、心に留める価値のある言葉と時間をもらいました。